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Pontificio Istituto Missioni Estere
  日本の皆さまへ、ミラノ外国宣教会(P.I.M.E.)の司祭からのメッセージをご紹介しています。




聖堂内

メッセージ

2015年イースター(主の過ぎ越しの神秘)

ビアンキン・マリオ神父

ビアンキン・マリオ

カトリック・ミラノ外国宣教会

《羊の年にあたって》

新しい命が生まれるときに喜び、その命が終わるときに悲しむ。これは人の心。
ですが、創造主でおられる神様は「命」の主であって、死を造ることだけはなさいませんでした!(知恵の書1:13)。
死は罪から生じたものであると書いてあります。(創世記3:3~) むしろ、聖書には次のように書いてあります。

神はお造りになったすべてのものを御覧になった。見よ、それは極めて良かった。
創世記1:31)

また罪を犯した人間に、神様はその死から救うことを約束してくださいました。(創世記3:15)
そして、神様はキリストによって死に打ち勝ち、極めて良かったこの世をその死から救い、新たな命で満たし、その完全性に導いてくださっています。

この救いを示すことばとして、イザヤの預言の書に次のように書かれています。

狼は小羊と共に宿り、
豹は子山羊と共に伏す。
子牛は若獅子と共に育ち、
小さい子供がそれらを導く。
(ヨハネ1:36)

こうして人間となられた神様キリストは、洗礼者ヨハネのことばによって「小羊」のイメージで記されることになりました。

ヨハネは・・・歩いておられるイエスを見つめて、『見よ、神の小羊だ』と言った。
(イザヤ11:6)

>愛に身をゆだねられ、屠られた小羊として、キリストは世を新しく命で満たしてくださり、また人にご自分と同じ「心」を与えてくださいます。その心について次のように書かれています。

疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。私は柔和で謙遜な者だから、私の軛を負い、わたしに学びなさい。
(マタイ11:28‐29)

こうして、人は死の恐怖から解放され(ヘブライ2:15参照)、ようやく神の子供にふさわしく生きることができるようになり、暴力の道から離され、平和をもたらす道を歩みます。暴力の道は、罪の最初のあらわれであって(創世記4章参照:カインとアベルの話)、人は間違って「狼」が表現するその道をたどって、むなしく平和を望み求め続けています!

小羊キリストに従うことによってのみ、人の心が新しく生まれるのです。
これこそイースターの神秘です。

自分の命を救いたいと思う者は、それを失うが、わたしのために命を失う者は、それを救うのである。
(ルカ9:24)

クリスマスの喜び、それが命をいただく≪命の贈り物≫という喜びであるなら、イースターの喜び、それは命をあたえる≪命の捧げもの≫という喜びです。命を捧げることによって新しく命をいただき、神の子供らしく生きるのです。

今年は羊の年なので、これらのことについてちょっとお話をさせていただきました。
希望で満たしてくれるキリストの降誕祭は、新しい命の生まれを示す復活祭でその実りを結びます。御復活は「神の小羊」キリストの命の捧げものです。

ビアンキン神父

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